ゆうさんのストーリー
未成年の息子を喫煙から救いたい。そして、未成年が喫煙外来に行くことは違法じゃないってことを皆に広めたい。
【私が応援するのは、禁煙したい人。特に未成年】
私は、喫煙歴40年以上の父に禁煙してもらったことがあります。でも、それを成功事例なんて思っていなくて。たまたま禁煙外来に連れていくことができて、お父さんが止めれたというだけなんで。結心プロジェクトのみんなは愛があって、スゴイねと言ってくれるけど、そんなのはなくて。たまたま禁煙できただけだったんです。それに、その時もっと気になっていることがありました。未成年、16歳の息子が喫煙者なんです。
このプロジェクトの仲間にも、息子が喫煙していることを言っていいものか悪いものかすごく悩みました。だって未成年だから。でも、プロジェクトの会合で未成年も禁煙外来に連れていけれるよと聞いて、「えーそうなんだ!」と思って、そこから息子にアプローチを始めました。
禁煙外来に、未成年は連れて行っちゃダメなんだと思っていたんです。連れて行く私も犯罪者だと。16歳で、お母さんが肺がんで脳にも転移して何度も死にかけているのに何してるんだ!とダメな息子、という風に思っていました。
息子は16歳なんで、生意気なんですよ。だからもう勝手にして!というふうになったりする時もあります。だけど、可哀想だから応援しようととか、揺れ動くことがあります。でも、プロジェクトのみんながここまで考えてくれているから私も頑張ろうと思うのです。
私がもしプロジェクトに入っていなくて、息子がたばこを吸っていると知ったら、もう放っておいたかもしれない。だって「どうしようもない」と思うから。表にも出せなし、どうしていいかわからないし、誰に相談するだろう?となるので。成人するまで放っといたと思う。私はすごいラッキーだなと思います。
未成年で、たばこを止めたいのに止められない子どもたちに、未成年の禁煙外来があるということを教えたいです。未成年の子を助けたいです。助けを求めている子は絶対いるから、伝えたいです。
息子から、「たばこを止めたい。禁煙外来に一緒に行ってほしい」と言われて、いま一緒に通っています。まずは息子と一緒にたばこ依存と戦います。