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すーさん

すーさんのストーリー

私が肺がん患者でもたばこを止められない・・・

【私が応援するのは、主人】

私はステージⅣの肺がん患者です。私自身は一度もたばこを吸ったことがありません。でも、肺がんになってしまった…実は、夫が大変な喫煙者。大きな声では言えませんが、夫は未成年の頃からたばこを吸い始めたそうで、40年以上吸い続けているのです。そもそも、たばこ農家で子供の頃からたばこを摘むのを手伝ってきたという、本当に筋金入りの喫煙者でした。

「あなたのたばこのせいで私は肺がんになりたくない!」と言い続けて来たのですが、本当に私だけががんになってしまった時はかなりショックでした。しかも、そんな状況なのにも関わらず、夫は喫煙を止めてくれなかったのです。「あなたのせいで病気になった!」と夫を責め続ける私。しかしたばこを一向に止めてくれない夫。家庭の雰囲気は完全に悪くなっていました。

そんな状況の中で、この結心プロジェクトで、「たばこは依存度が強いから喫煙者は依存症なんだ。対立するよりむしろ、応援しよう」という考え方に出会ってすごくびっくりしました。特に、この「応援しよう!」という考え方には目からウロコが落ちたような気持ちになりました。

でも、いざ自分でやってみようと思うと、なかなかうまく言い出せませんでした。実践に持っていけなかった私ですが、みんなでどうやって禁煙を勧めたら良いかのアイデア出しをして行くうちに、ポジティブな行動をしよう、ちょっと試しに応援するくらいの気持ちでやってみよう、とかなり気分が楽になってきました。 頑張ります!