未成年の禁煙を応援!
~困っているあなたを見捨てない~
想像してみてください
もし未成年がたばこを吸っていたら、
あなたはどう思いますか?
いきがっている……どうしようもない……そう思いますか?
では、もし、その子がたばこをやめたがっていたとしたら……
依存に陥ったにもかかわらず、誰にも言えず、どうしていいかわからないとしたら……
たばこの害に苦しむ子どもたちがいる。
その現実に目を背けず、私たちは行動することにしました。
Obstacles to minors' smoking cessation
とある県で、16歳の高校生が禁煙外来を訪れました。
本人が禁煙の意志を持ち、その母親に禁煙外来に連れていってほしいと頼んだのです。
1軒目、2軒目は断られました。3軒目でやっと受診がかないます。
しかし、医師の対応は驚くものでした。
1回目の受診時、たばこが吸いたくなったら水を飲め、と医師は言いました。
2回目の受診時、周りでたばこを吸っているものがいるか尋ねて、「全員補導するぞ」と冗談を言いました。
3回目の受診時、まだ喫煙は続いていることを確認しながら診療は終わりとなりました。
医師に治療する気はなかったようです。
そもそも禁煙外来に
おける未成年の状況は?
未成年禁煙外来は保険適用(2016年)となっています。
そもそも未成年の
喫煙者数は?
高校生の毎日喫煙者:
計35,131人
男子:26,853人(1.6%)
女子:8,278人(0.5%)
※2014年の厚労省の未成年の喫煙データから推計
その中で禁煙外来にかかっている未成年は少ない!
2016年 高校生(全国)のわずか235人。
全体の0.669%です。
(禁煙外来・成人の場合 0.962%)
未成年の喫煙は禁止・犯罪であるというイメージ・一般常識がある。
そもそも、子供を処罰する法律ではないのです。
販売した大人が処罰されます。子供の身を有害な喫煙から守るものです。
未成年に禁煙外来が保険適用であることが知られていない。
(医療者側も、家族、本人も、世間も)
親にとって、世間体や学校の処罰対象になることを防ぐためも重なり
何とかしたくても何もできない。放っておくしかない。
医師にとって、未成年は臨床試験のデータがなく、やりづらい。
これらの理由によって、 未成年の禁煙外来が広まっていないと考えられます。
喫煙は依存・病気
依存に困る子どもこそ助けるべき
今一度、考えてみてほしいです。
このまま、見てみぬふりができますか?
困っている人を放っておけません。
しかも子ども……
子どもたちを救うために、私たちは動き始めます。
未成年の禁煙を応援します
できることから活動中!