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すーさん

すーさんのストーリー

私が肺がん患者でもたばこを止められない・・・

【私が応援するのは、主人】

1月末で禁煙外来も無事に終了し、チャンピックス服用も終わりました。
主人は、「タバコを止めたらいい事ばかり。もう吸うことは無い」と嬉しい事を言ってくれてます。

結心に参加し、ここまで主人のニコチン依存と向き合って来ましたが、今、自分なりに色々と見えて来たものがあります。

それは、主人の禁煙成功にはタイミングと、様々な要因が重なってのことだった、
10年前でもなく、私が肺がん治療を始めた6年前でもなく、「今」が禁煙に成功する「時期」だったな、と思うのです。

① 我が家の近所の方が、気付いたらほとんど卒煙していた
② 超ヘビースモーカーな会社の社長が禁煙し、従業員にも(語気強めに)禁煙を勧めるようになった
③ 会社の仲の良い仲間が禁煙成功
④ タバコの値上がり
⑤ 自分の健康不安
⑥ 兄弟とその配偶者が禁煙成功

これらの要因が徐々に重なりあい絡み合って、主人の岩より硬い喫煙継続の意志を少しずつ溶かし、そしてそこで私が結心で学んだ、「対立ではなく応援、憎むべきはニコチンであり、主人が悪い訳ではない」
この考えの実践により私と主人、お互いの態度も軟化し、結果、ベストのタイミングで禁煙に成功出来たのだと思います。

そして今私は、私達禁煙を応援する側の、禁煙して欲しいタイミングで禁煙を無理に勧めるのではなく、相手の「禁煙したい」と思うタイミングまで待つ、のも一つの手かな、と思い始めました。

メンバーのきのこさんの息子さん達も、喫煙はなかなか止められないけど、禁煙したいと思ったことは「何度もある」とのこと、喫煙を続けている人は、きっとみんなそう思う瞬間はあるとのではないでしょうか。

禁煙して欲しい人がなかなか止めてくれない…けど、禁煙応援を継続していれば、きっとその人それぞれの「タイミング」がやってきて、禁煙しようかな、と思ってくれる時が来ると思っています。

そのタイミングまで、焦らず、腐らず、応援する、という優しい気持ちを持ち続けていれば、きっと上手く行く日も来るのではないかと思っています。

「禁煙はいい事ばかり」…
少し前は主人からこんな言葉が出てくるとは夢にも思いませんでした。
改めてこの結心プロジェクトに参加させていただいて、感謝の毎日です。